(1907年04月10日、福岡日日新聞)
近ごろ、韓国の人々の間では「日本と韓国が連邦を組織する」という噂が盛んに流れている。また、李根澤らがこれに関係しているとも伝えられ、排日思想をあおる者もいるという。
しかし、これらは日韓両国の友好関係を妨げようとする、李某の一派による単なる流言に過ぎない。
◾️ 1907年前後の日韓関係
日露戦争後、日本は朝鮮半島への影響力を急速に強め、
1905年には第二次日韓協約によって韓国は日本の保護国となりました。
この時期、韓国国内では以下のような対立がありました。
- 親日派(日本との協力を模索)
- 反日派(独立維持を主張)
◾️ 「日韓連邦説」とは何か
「日韓連邦説」とは、日本と韓国が対等な連邦国家として統合されるという構想・噂です。
しかし実際には、
- 日本側:支配強化(統監府設置)
- 韓国側:主権喪失への危機感
という状況であり、対等な連邦は現実的ではありませんでした。
このため記事は、この説を「流言(デマ)」と断定しています。
◾️ 李根澤と政治的対立
李根澤は当時の韓国政界に関わる人物の一人で、このような噂に名前が出ること自体、政治的対立や情報戦が激しかったことを示しています。
当時の韓国では、
- 政治勢力同士の中傷
- 外交問題をめぐる情報操作
が頻繁に行われていました。
■ まとめ
- 1907年、韓国社会で「日韓連邦」という噂が広まっていた。
- 新聞はこれを「反日勢力によるデマ」と断じている。
- 背景には、日本の保護国化による緊張と政治対立があった。
- このような噂は、日韓関係の不安定さと情報戦の激しさを象徴している。

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